YOUYOUちゃん解析!どうもありがとうございます。 多角的なアプローチが集まりました。やはりYOUちゃんは人気者です。 (レポートを読むときに、参考になる音源を掲載しました。 YOUちゃんはレポート多いので、2ページにした方が良いかも・・・・・ |
足立 祐二奏法についてby 笹川 誠 足立 祐二奏法の特徴は、個性的な音使いとビブラートにあると言えます。 まず、音使いですが、基本的にはマイナースケールが多いですが、味付けとしてハーモニックマイナースケールやディミニッシュを多用しています。 まねする方法としては、とにかくハーモニックマイナースケールを多用することです。そしてディミニッシュをまぜるとシャンバラのころの雰囲気がだせると思います。ゼロ以降はペンタトニックも多くなっています。 ビブラートですが、大きくゆっくりかけると雰囲気がでると思います。感じとしてはフレーズの最後は必ずビブラートで締めることです。そしてちょっと、チョーキング気味に大きくかけることが大事です。 ライブCDやライブビデオを見ると、ギターソロはアドリブが多くなっているのがわかります。 音づくりですが、基本は山形。とにかく中域ブーストです。 |
まこと様、音源どうしますか? |
足立なフレーズby 濱岡 "die" 大輔 ・ Dead Line編 2拍3連のフレーズを中心に集めてみました。 そのほか、足立っぽいフレーズとして、3弦4フレと4弦5フレに1弦2弦の解放を併せてじゃらっと弾いてみると、足立っぽいです。そのまま、押さえた左手を半音ずらしたり、全音ずらしたりしても、足立っぽいフレーズになります。最初の指から全音下げてみると、Spider
In the Brainのライブ版でのイントロのアルペジオ部分になります。 |
参考に聴いてみましょう ●足立なフレーズメドレーを
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YOUちゃんのチョ−キングとビブラ−トについてby 村上 英樹 僕が思うYOUちゃんの一番の特徴(DEAD END時代)って、チョ−キングとビブラ−トではないでしょうか。 DEAD LINEから、2枚組みのライブアルバムまで、そのプレイは聞けると思うんですが、チョ−キングもビブラ−トも、ピッキングの仕方次第で、いろいろな表情の音が出せるという事を、YOUちゃんのプレイに教えられました。 僕がやってみたのは、チョ−キングもビブラ−トもピッキングの際に軽くピッキングハ−モニックスをかけてやってみました。やり方次第であの、ワウを固定したような感じが得られました。ちなみにプレイして、一番気持ちよかったのは、ライブアルバムの「I SPY」のギタ−ソロ。 早弾きの後の部分でした。 あとチョ−キングでは、やはりいまさらなんですが、あのちょっとシャ−プするところですか。このあたりは、ずっとDEAD
END聞いてると、自然にその現象が出て来てしまうのではないでしょうか? |
参考に聴いてみましょう アルバムLIVE ACT2より ●I SPY(部分)を
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Playing Analysis; Yuji"YOU"Adachiby jOHANN 彼は影響を受けたミュージシャンとしてウリ・ロート、マイケル・シェンカー等をあげている。学生当時はテープに合わせてシェンカーのギターとシンクロするぐらい完コピをしたそうである。彼は当時「指板をえぐるような」と評された、深くゆったりとしたヴィブラートをトレードマークにしており、音の表情を大事にした丁寧なピッキングを信条としている。 さて、奏法解説であるが、バッキングはまずリズムを正確に、きっちり弾くことである。その上でタメ気味にしたりという工夫もしたい。足立氏は少しタメ気味で、突っ込み気味の増本氏のベースとなかなか合いにくかったという話も聞いている。ギターソロについては当時流行っていたスケールの流れるような速弾きを否定しており(テラローザ時代は結構それ風の速弾きをしているが)、 1.ゆったりしたメロディックなラインをヴィブラートで歌わせること 2.アラビアを感じさせるような短3度のインターバルのあるスケールで、リッチー・ブラックモアのような引っかかりのあるフレーズ 3.ペダルノート(Yngwie系はペダル音を小指にするが足立氏は人差し指のポジショニングで複数弦にまたがっており弦飛びもある) 4.ペンタトニックのラン奏法、ハーモナイズド・チョーキング 5.マイナースケール、コードトーンを中心としたキメフレーズ 6.ディミニッシュ・コードトーン、スケールアウトフレーズ 以上のようなプレイを中心としてソロを弾いている。また作曲ソロはキメ以外は少なくほとんどがインプロヴァイズらしい。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
YOU's EQIPMENTSby jOHANN
機材に関してはDEAD ENDデビュー当時はグレコのストラトタイプを弾いている。当時は派手なアーミングが流行っていたこともあり「アームを使わない」と公言していたがやはりシンクロタイプのアームが大好きで1stアルバムでもこっそり(?)使っている。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
完コピ、というわけではないですが私のコピーです。Text & play by jOHANN
ボスのスペクトラムは当時既に生産中止で、10年ぐらい前(苦笑)、ローランドの営業の人に聞いてみましたが「マニアックですねぇ(笑)。小売店に在庫があれば手に入りますが、まず無理でしょう」と言われてしまった。私自身はアンプのMID、パラメトリックイコライザーがある場合は1KHz(だったかな?)あたりを若干ブーストしていました。 やはり追求するならウリのエレクトリックサンというプロジェクトを一聴することをおすすめします。足立氏が名盤として上げる理由がわかると思います。現在三枚のアルバムが全て再発されており手に入れやすくなっています。 |