PLAY

原稿募集しております


湊さんを心の師と仰ぐドラマーの皆様、
またご自身が叩いていなくても、湊ドラム好き好き人間の皆様、
湊氏のプレイの好きな部分を語っていただけませんか?

「ここに感動したよ」「ここがツボで好き」ということを書いていただけたら幸いです。
短い文でもOKです。軽いお気持ちで、ぜひご参加下さい。

宛先 minato_kanri@art-nomade.gr.jp
ご投稿ありがとうございます。kejikeji様、瀧様、Satoshi Katoh様、佐藤貴之様、Shinya Tosaka様、高松公司様、Nobb様、CHIE様

皆様もどうぞよろしく。

湊氏と私ver.2:

湊氏のドラムソロを見る機会がありました。
手足のコンビネーションによる6連符の連打、クロススティッキング、同様のフレーズはドラマーであれば曲のエンディング等で多用すると思いますが、湊氏のフレーズは他のドラマーよりも一際豪快でスピード感を感じます。分析してみたところ、一般的に高速フレーズを叩くとき自然と必要最小限のスティックの軌道を選ぶものだが、湊氏は高速になってもスティックの(腕の)振り上げ幅が狭くならないせいだと思われます。そのため他のドラマーに比べ、音、フォーム共に豪快さが増しているのだと思います。
しかし、あれだけ大音量を叩き出しているにもかかわらず「リキんではいない」(本人談)は驚きである。実際2000年秋に開催された「AatSLAM2000」で私は湊氏のハイハット横でステージを見届けたのだが、我々素人があれだけのパフォーマンスをしようとしたらきっと2曲と持たないでしょう。全身を鞭のように駆使しグルーヴを構築する湊氏ならでは、ではないだろうか。

佐藤貴之

湊サンみたいなドラマーになりたい!:

わたしの目標のドラマーは常に湊さんです。初めて見たのはDEAD ENDのライブビデオです。もうめちゃめちゃはまりました!パワフルで音もすげーいい音で、オカズの内容もタイミングもすごく気持ちが良くて、そしてしかも叩きかた(フォーム?)がカッコいい。なかなか真似は出来ないの・・・。
実は私はCDやビデオはDEAD END時代のしか持って無いんです。現在のボンゾ湊の演奏聞きたいです。それに湊さんが叩いてるのを生で見たいです!
青森県八戸市にROXX(ロックス)というイイカンジのライブハウスがあります。そこで是非LED ZIPPOLINのライブを・・・なんて無理ですよねぇ・・・。

CHIE

グルーヴ:

なんなんでしょう?あの強烈なグルーヴは…。今、ビデオを見終わって、トリップ状態でメールを書いています。ををををををををををををををっ!!って感じです。
あいやぁ、もうボンゾの生き返りですなっ!相変わらず超カッコ良くて、ニヤニヤしてしまいました。普通、湊氏ほど技術を持っていると、ジャズ等の世界に出家してしまいがちですが、湊氏はDEAD END時よりもロック色を強めてますね。「どうじゃーっ!これがロック・ドラムだ!文句あっかーっ!?」ってな感じです。

「A」のライヴを見て、ボンゾじゃん!とつくづく思いました。ボンゾ3連は当たり前、シングル・ベードラでスドド、スドド、パーンッ!の超絶ダブル・アクションも余裕でやってのけ、挙句の果てには、腕交差シンバル叩きまくりまで出る始末。あ〜、もうオイラを殺してっ!って感じです。もう、こうなったら湊氏には、ハイハットの隣にティンパニーを置いて頂いて、ラディックのドラムの後ろにはゴングをセッティングして頂いて、火を付けてもらいたいです。ついでにペイジ・プラントに合流して頂く…と。
ま、冗談はこれくらいにして…。しかし、相変わらずスティックの軌道が綺麗ですよね。そして全ての音に魂を注いでいるところが好印象です。かのイアン・ペイスは、タムは増えたけど手数は減ってしまいましたが、湊氏は、タムは減っても手数は減らさねーぜっ!で、とてもナイスです。それに楽しそうだし。DEAD ENDでは見られなかった笑顔ですな。そしてベースの大西氏のような名手(初めて拝見しましたが、凄いグルーヴ!)と、これからも活動していって頂きたいです。湊氏と大西氏のグルーヴに乗っかって、ギターをめちゃくちゃ弾きまくりてぇーっ!と、心底思いました。
4月の高円寺の「A」のライヴには行くつもりです。「A」のサイケデリック・ファンクの海に溺れたいです。

Nobb

爆弾:

僕は高校生の時に初めてDEAD ENDの「SHAMBARA」を聴いて、その独特の雰囲気をもった音の感じに、正直言って‘DEAD END最高!’とは行きませんでした。というのも、当時の僕はスラッシュメタルとかばかりでしかも洋楽オンリーだった(アンセムだけは別でしたが)のでDEAD ENDのようなちょっと複雑でメタル離れ(?)した音楽にはあまり興味がなかったのです。それでもギターのハードロック然としたところや、ドラムがちょっと変わっているところなんかはとても気になっていましたそして僕がドラムをやっているということもあって湊さんのプレイがかなり個性的で斬新でタムの使い方もそうであるように、とても計算されたドラミングだなあっていうイメージをもっていました。
10年たった今では僕の音楽の趣味も幅広くなり、自分のドラムプレイもシンプルにしていこうと自然に思うようになりました。

先日自分のバンドでライブした時、対バンが湊さんの‘A’だったのです。リハで会場入りした時どこかでみたことがある人だなあと思ってそのあと音を聴いて確信しました。生で湊さんのプレイを聴いたのは初めてだったんですが、なんというか音の塊が腹の奥にズシーンとのしかかってくるような強烈なものでした。
ドラムプレイは昔のそれとは異なり野性的なもので3連フレーズを絡ませたような70年代のドラマーを感じさせる骨太なかっこよさで、もう本当に圧倒されてしまいました。特にシンバルをミュートさせてオカズにアクセントをつける時のベードラ抜きがかっこよくて、さらに足の連打やタムからシンバルに移る際の手順具合など、力技をなんなくこなしていて、音はデカイし、まさに「爆弾」のようなドラミングでした。

ライブ本番は僕のバンドのあとに‘A’だったので楽屋で会う機会があり、僕は湊さんを前にしてかなり緊張していたのですが、なんと湊さんの方から気軽に話し掛けてくれて「どこのスネアつかってんの?結構重いね。」とかいってスネアを手にとってくれたりして、しまいには握手してもらって、サインまでいただいてミーハー根性まるだしでした。今までは湊さんの活動がセッションワークやスタジオが多かったのであまりチェックできませんでしたが、ここのホームページがあるのでこれからも湊さんを応援していこうと思います。

                                    高松 公司(Penguin Works)

開放:

湊氏の音を始めて聞いたのは「サーベルタイガー」というHMバンドにいた頃になります。
当時のライブ音源でキングクリムゾンの「太陽と戦慄パート2」をやってるんですよ!
MCによると「ドラムの湊君がどうしてもやりたいということで(笑)・・・」と紹介されております。ご本人は覚えてますでしょうか?(笑)
その後もカラーの一つである「重ねたロートタム」と「目の前の3枚のスプラッシュ」が異彩を放ち、独特の「予想を裏切るオカズの襲撃」に、背筋を凍らされた事が何度もありました。湊氏加入以降のDEAD ENDの音は明らかに別物だと確信しています。「SERAFINE」はDEAD ENDというバンドの中で「湊でなければありえなかった」と思う代表曲だと思います。

現在の湊氏の音は明らかに変貌を遂げましたね。一言でいえば「開放」ではないでしょうか?

スネアが倒れそうなくらい暴れてる湊氏を見たのは初めてです。またまた凍らされてしまいました(笑)
今でこそ「和製ボンゾ」と言われる湊氏ですが、DEAD END時代に「ボンゾ」を感じた事はほとんどなかったですね。強いて言えば「DANCE MACABRE」でしょうか?詩が始まったとたんに「♪アアア〜〜アッ!!」と歌った人いませんか?(爆)

しかし、当時の音も今の音も、やはり「湊節」である事に変わりはないと思います。
ただただ「かっこいい!」それだけです。

最後に一言:札幌でライブやってくれ〜〜〜!! 

Shinya Tosaka

湊氏と私:

はじめまして、私は湊氏を師と仰ぐものですが なんと言っても湊の何がいいってキレでしょ。
ハイハットのピシャーっという切れ味、DEADEND時代はハイハットボトムは普通のタイプを使っていたと 思うんですが、サウンドエッヂタイプではなかった当時でさえあの切れ味。その辺のヘボドラマーには絶対に 真似できません。
そしてさらにもうひとつの魅力は意表をついたフィル、「そのタイミングでそれを入れる?」と 思わずため息が出てしまうフレーズの数々。
もう10年以上前のインタビューだったと思いますが(Shambaraか ZEROのリリースの時のインタビュー)で、彼はレコーディング中のフレーズに関してあまり考えていない、 その場その場の気分で叩いている、みたいなことを言っていたのを見て、いつかは自分もあんなドラマーに なりたいとがんばってきました。(その時の気分であんなフレーズが叩けるって、湊的に言うと「どうかしてるよね」っていう感じですか)  

どなただったか「KIss Me」聞いたとき「あっ 湊だっ って思った」といってましたよね。まったく同感です。感動しました。 私はHIMUROで叩いていた曲が好きです。のびのび叩いているって感じがします。(もちろんAやOptical-8ほどではないですが)
そのほかにはex聖飢魔・のルークのソロアルバムがすごいと思います。 

佐藤貴之

ドラムは『メロディー』:

湊氏のドラムって、『オカズ』の入れ方が絶妙なんですよ!
というよりも、一曲の中で同じリズムパターンってあるのかなぁ?(笑)
というぐらい手数の多さに関しては『天下一品』です。

そして、湊氏のドラムが凄いなと思うところは、ドラムの音だけでもその曲のメロディーが想像出来てしまう所。だから『リズムを刻む』と言うより、『メロディーを奏でる』と表現した方が良いのではないでしょうか?

個人的には、『湊氏のドラムソロ』アルバムを聴いてみたいと思う今日この頃。
他の音は一切排除して、ドラムの音のみ!というのを聴きたいです。
絶対にカッコイイと思うんですけど…。

ちなみに、私の好きな湊氏のメロディーは、足立“でんがな、まんがな”祐二氏のソロアルバム〜PSYCHICAL ISLAND〜の『Far beyond the Dunwich city』ですね!

Satoshi Katoh

ああ、MINATO!:

MINATOのDRUMと出会って何年経ったんだろう....。はじめて耳にしたDEAD ENDでのプレイ、脱退後クリニックでの至近距離でのサウンド(間近で聞く氏の音は凄いよ!)、それからもBAKIさん、FORE、Aなどなど...。
とにかく体験したことの無い人は一度同じ場所、同じ空気の中で聞いて感じてみて下さい。そうすれば絶対わかります!言葉でうんぬん言うよりもはっきりとMINATOのDRUMの凄さが...。(人間的にも魅力的な方です。)

ちなみに私的な氏のベストプレイ、バンド物は60/40の”T.N.K”、セッション物では森重樹一の”BLUE SKY”でござります。

我がこころの師:

私の思う、MINATOさんのドラムは、”ハットとスネア”です。
歌もののバックビートを刻んでいる時も決してじっとしてない”ハット”の動き。
だれのものでもない”MINATO”を主張する”スネア”の音。音とゆうかアタックと間ですね。

今でも忘れません。 氷室京介の”Kiss Me”を、初めて聴いた時の感動っ!! 
”あっ MINATOだっ!”
言葉にすると、自分の思いを全て伝えられません。

私の思うMINATOさんのベストプレイ。
Optical 8 − BUG(Live Version)ですね。

kejikeji


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