| パフーマンス・演劇のスペシュル番組。１時間。 劇団「天井桟敷」の美術監督もしていた舞台美術の小竹信節、そして、劇団「グランギニョル」の演出家＆役者を経て、近年は現代美術の世界での活動が目立つ飴屋法水。この二人が中心となって行われた無人劇場「ミュンヒハウゼン男爵の大冒険」、これは役者のいない美術セットだけの演劇だった。美術は動き光り、舞台よりあふれて激しく主張していた。 番組は、この「ミュンヒハウゼン男爵の大冒険」上演の記録に、小竹信節・飴屋法水のアトリエの様子、インタビューを加えて構成された。 詩情をもったマシンとも言うべき小竹氏の作品と、より乾いた方向へ行こうとする飴屋氏の作品、そのぶつかり合いも興味深いものでした。大崎の工場跡にあった当時の飴屋氏のアトリエを訪ねての取材では、人間ぶん廻しマシンに驚かされました。飴屋氏のたたずまいにもちょっと憧れてしまいましたね。 |
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