大島暁美さんは、ファンからのメッセージ本を持って3月3日朝にNYへ出発しました。
そして、3月4日、35回目のBirthDayの日に、MORRIEこと大塚基之氏へ本を手渡す予定だったのですが、ちょっと変更があり、

1999年3月6日のお昼に、大島さんとMORRIEが会って、本も彼の手に渡りました。
そして、ついにMORRIEからの反応が!!!
それから、MORRIEの日常もうかがえる、大島さんからのレポートも来ました。

以下は大島さんがNYから送って下さったメール4通です。

(上から着信順、米国NYと日本の時差は14時間で、日本の方が先です。)
メールを読んだ皆様からの感想、感動、ご意見なども載せてあります。


3月5日22時着

4日のお昼過ぎに、MORRIEとも連絡が取れました。

どうやら3日は連絡の行き違いになってしまって、4日は移民局に呼ばれて朝早くから出かけていたとのこと。

それで、午後は持病のアレルギーが出たので病院に行かなくてはならず、5日は奥さんの誕生日なの時間がなく、結局、6日に会うことになりました。

4日に会えなかったのは残念ですが、彼の体調が悪いということだったので(会っても何も食べられないとのこと)無理も言えず、お許しください。

会ったら、すぐにその時の様子を伝えます。

アレルギーが出たとはいってたものの、MORRIEは元気そうでしたよ。8日の夜には奥さんが出演するクラッシックのコンサートがあり、一緒に行く約束もしました。

大島暁美


3月8日17時着

こんにちは。

昨日、MORRIEに会って、無事に本を渡しました。

待ち合わせをしたのは、昔、MORRIEが住んでいたセント・マークス近くの喫茶店。

ここは煙草が吸えるからいいと彼はいっていましたが、あとでガイド・ブックに「ケーキがおいしいカフェ」と紹介されているのを、発見しました。
NYは大雨で、かなり寒い日でした。

彼は予想していたようではありますが、やはり驚いていました。

家に帰ったら、じっくり読むといっていました。
感想は8日に聞くことにしたので、本に関する話はほとんどしていません。

2時半に待ち合わせをして、3時間近く話し込みました。
知り合いの近況や日本の音楽業界の話などが多かったです。

もちろん、MORRIEは今でも個人的に音楽活動はしているということでしたが、「日本では売れない」と自分でいっていました。また、たくさんの人がMORRIEのライヴを見たいといっていることに関しては、「DEAD ENDのライヴを期待している人が、今の俺のライヴを見たら絶対に失望する」ともいってました。

彼の気持ちもわかるけど、ちょっと複雑な気持ち。

8日に会ったら、またメールを出します。

大島暁美


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3月9日零時着

こんにちは。

昨日(7日の夜)、MORRIEから電話がありました。

本を見て、驚いたそうです。

で、メッセージをくれた人全員宛に手紙を書いたそうです。
ビデオでメッセージというのは違うだろうと、手紙にしたみたいです。

それは、今日、受け取って、日本に帰ったらお渡しします。

「あれは、すごい本だ」と、しきりにいっていました。
「悪い意味じゃないで」と付け加えながら。

今日の夜、MORRIEに会ったら、またその時の様子をメールで伝えます。

大島暁美


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3月9日22時着

こんにちは。今、こちらは8日の夜中です。

今日は、昼間からMORRIEに会いました。

「買い物に付き合ってくれる」ということだったので、午後の2時頃に待ち合わせして、MORRIEが昔住んでたイースト・ヴィケッジやグリニッジ・ヴィレッジのあたりをうろうろしました。

VTRが撮れなかったので、MORRIEのルックスについてのご報告。
基本的には、昔とまったく変わっていません。髪は真っ黒のストレートで、肩よりちょっと長いくらい。相変わらず黒づくめで、長いコートを着ていました。
それに、相変わらず超やせてましたね。
NYに来てからアレルギー体質になって、食べられるものが限られてしまったので、自然にダイエットしてるようなものだといってました。

夜の7時から、MORRIEの奥さまが出演するクラッシック・コンサートに行きました。
奥さまは、ヴァイオリニストなのです。
古い教会の中で行われるプライベートな感じの小さなオーケストラだったのですが、最近、人気上昇中のカンパニーらしいです。彼女はクラッシックの他、ロックやアバンギャルドなバンドに参加したり、ポピュラー・ミュージックの仕事もしているそう。はっきり覚えてないけど、「ガール・アゲイニスト・ボーイ」(?)というバンドのツアーにも、参加しているようです。

MORRIEは彼女がとっても自慢らしく、結構、オノロケくんになってました(笑)。昼間、ぶらぶらしてた時に雑貨屋で小さなかえるの人形を買って、彼女にプレゼントしていましたよ。彼女はかえるが大好きで いろいろグッズを集めているんですって。
彼女もオーケストラの演奏中、そのかえるをしっかり足元においてヴァイオリンを弾いていました。ホント、ラブラブって感じでした。

コンサートが終わった後は、3人でジャパニーズ・レストランへ行きました。
奥様はとっても明るくて気さくな人で、陽気なアメリカンという印象を受けました。
でも、MORRIE曰く、精神的には日本人っぽいとのこと。結構、MORRIEのこと、たててたしたね。
幸せそうな二人でした。

奥様が日本酒が大好きだというので、3人で熱燗を飲み、ほろ酔い気分になって帰ってきました。彼女は、明日も同じカンパニーでコンサートを行うのです。

本については、MORRIEが手紙を書いてきたので、敢えてしつこく感想は聞きませんでした。
そのメッセージをHP上で公開してもいいのかと尋ねたところ、「その手紙を読んでもらえば、わかる」といってました。

もちろん、わたしは読んでいません。手紙は大切に持って帰ります。

では、明日はLAに向けて発ちます。寒かったNYとも、お別れです。

では、また。

大島暁美 with LOVE


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